まさとの社会不安障害(SAD)克服記録
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第1回治療日記(1/2)

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受検勉強の開始

測量士補の勉強は、全くの
ゼロからのスタートでした。


これまで測量とは全く関わったことはありませんでした。

時々、道端で何か機械を覗き込んで測量らしきことをやっている人がいるというくらいの知識しかありません。

何せ、公共測量をするには資格が必要なことも知りませんでしたし、測量士補なんて資格探しで初めて聞いた言葉だったのです。


それでも、正直、最初は何とかなるだろうと、タカをくくっていました。

というのも、ネットで調べると「測量士補の試験は高校数学さえ出来れば受かる」とか、「1ヶ月の勉強で受かる」などと、非常に楽観的な意見が多くあったからです。

こんな意見を見ている内に、「人が1ヶ月なら数学が苦手な自分は2ヶ月やれば十分かな」と考えるようになっていたのです。

しかし、これが大きな間違いでした。


勉強期間は2ヶ月くらいと、タカをくくっていたものの、やはり不安はあったので願書を出した1月終わり頃に少し勉強をしてみることにしました。

最初に始めた勉強は本屋で買った参考書を読み、載っている練習問題をこなしていきました。

しかし、始めて1週間で挫折しました・・・。

とにかくその参考書に書いてある暗記しなければならない事が膨大な量なのです。

そして計算問題もありましたが、こちらもなかなかの難物。

ネットに書いてあった「測量士補は超簡単」という逸話は、一度忘れる必要がありました。


合格した今ならば言えますが、確かに測量士補の試験は難解というものではありません。しかし、測量に対して何の知識もないド素人が勉強するとなると、話は別です。

まず、書いてある専門用語の一つ一つがわかりません。

当然、書いてある単語が分からないので、文章の内容も理解できない始末です。


この事が遅まきながら分かってからは、「これはマズい」と本気で焦りだしました。

測量のことを何も知らないド素人でも測量士補の試験に受かるにはどうしたらいいのか?

いろいろ調べましたが、なかなかいい答えが見つかりません。

独学で合格した人も多くいるそうですが、前述の通り、挫折したばかりでとても一人では無理そうでした。

そこで選んだのが資格の通信講座です。

数ある通信講座の中で、ユーキャンとLEC東京リーガルマインドの2つが評判がいいようで、最後までどちらにするか悩みました。

結局、私が選んだのは、LEC東京リーガルマインドの「測量士補スピード合格講座」というコースでした。

まず、いい意味で驚いたのは、テキストの薄さです。
最初に私が本屋で買ったテキストの半分の厚みもありません。
これならば、一通り出来そうだと確信しました。


再び合格した立場から言うと、私が最初に買った参考書は不必要に情報が多く載せられていました。

恐らく、あの参考書を完全にやり遂げると、測量士補は満点で合格すると思います。

しかし、本番では6割出来れば合格なのです。

何も100点を取る必要はありませんし、恐らく多くの人はあの分厚い参考書をやり切れずに挫折してしまうのではないかと思います。


こうしてLECのWeb通信講座と過去問を中心に順調に勉強を進めていきました。

そして、勉強が進むにつれて最初は何も分からなかった「測量」という世界が少しづつ理解できるようになり、又、自信にもつながっていきました。


測量士補試験当日

試験は昼の1時30分が開始時刻です。

かなり余裕を持って12時過ぎには試験会場についたのですが、既に多くの受検生が会場周りに居ました。

どうやら、午前中から行なわれている測量士の受検生のようです(測量士の試験は午前と午後にまたがって行なわれる)。

時間も早いので測量士補の受験生はまだ少ないのかと思っていましたが、受検会場に入ると既に多くの席が埋まっていました。

しかも、多くは制服を着た高校生です。


どうやら工業高校生が学校単位で受験に来ているらしかったのですが、勉強もせずにはしゃぐので、非常に騒がしくしていました。

これでは集中できないと思い、静かなロビーで最後の追い込みを行なうことにしました。

ロビーには、恐らく私と同じ理由で喧騒から逃れてきた一般の受験生の方達が集まっていました。

ざっと見回しても、50代以上の方や、主婦らしき人、私と同年代の男性の方や女性の方と多くの受験生がいました。

みんな集中してテキストやノートを見つめています。


こうしたピリピリとした雰囲気の中、最後の追い込みも終わり、いよいよ試験が始まりました。

この時の気分は、「きっと大丈夫だという自信」と「やってやるという前向きな気分」で試験に臨むことができました。

試験は全部で28問。合格ラインは18問か19問です。

受験時間はタップリと3時間あるので、時間の心配はありません。

あとは、これまで勉強してきた成果を出して、凡ミスに気をつければ合格できると信じていました。

こうして自信を持って試験に望めたのも、やるだけのことはやったという自信からです。


問題を解いている最中にも、手ごたえは十分感じました。

ほぼ、テキストに出ていた内容でした。

中にはこれまでに見たこともない問題もありましたが、元々、100%の出来を目指していたわけではないので、それほど焦りませんでした。

試験の最後に自分で点数を計算してみると、「正解に自信のある問題が20問」、「微妙な問題が7問」、「全く分からない問題が1問」でした。

正解に自信のある問題が20問あったことで、合格をほぼ確信しました。


3時間に渡る試験が終わり、電車に揺られて帰宅する途中は、心地よい疲労感と達成感で一杯でした。

最終的に解答と照らし合わせると、28問中25問の正解で、無事合格することが出来ました。


資格を取得して

これでようやく、正式な登録を済ませた後、履歴書の資格の欄に測量士補と書く事が出来ます。

又、測量士補の資格を取ったことで、土地家屋調査士の試験が一部免除になりますし、測量士へのステップアップも広がります。


資格を取るということは、自分に自信を付けることだけではなく、自分の可能性を広げることだと思います。

今回、測量士補を取って、もっと他の資格も取りたいと考えています。

その資格が直接、仕事や生活に役立つのであれば、なおさらです。


改めて測量士補の試験は簡単かと聞かれたら、私は簡単だと思います。

測量のド素人で数学が苦手な私が、9割近くの点数を取って余裕で合格出来たのですから。

もちろん、それには「一生懸命に勉強すること」と、さらに「効率のよい勉強をすること」が大前提です。


難関な資格は勉強してもなかなか理解できないものが多くあります。

そういった意味から、効率よく勉強すればする程、やっただけ点が取れる測量士補は簡単と言えます。

資格は欲しいが何を受けていいか分からないという人には測量士補はおススメできます。


資格取得の動機となった公務員の社会人採用試験は募集があれば再び受けるつもりです(年齢制限にひっかからなければ)。

そして、例え再び募集が無くても、自分自身のステップアップのために、これからも資格に挑戦していきたいと思っています。

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