
セントジョーンズワートは欧米では精神安定をもたらす天然ハーブとして一般的に知られており、又、多くの臨床実験でその効果が実証されています。
特にドイツではセントジョーンズワートの研究が盛んで、抗うつ薬として軽度、中度のうつ病の治療薬として活用されているくらいです。
それくらいセントジョーンズワートには高い精神安定やリラックスの効果が認められているサプリメントなんです。

セントジョーンズワートは和名はセイヨウオトギリソウという天然のハーブです。
化学的に合成された抗うつ薬よりも、天然ハーブが原料のセントジョーンズワートが欧米で好まれるのも納得です。
ちなみにその花は黄色く、香りはレモンに似ていて、自宅でも育てることが出来るそうですよ。
「サンシャインサプリメント」、「ハッピーハーブ」という別名からも、その効果の高さが分かります。
そのために、あがり症や緊張を緩和する目的だけでなく、生理前のイライラ感や育児ストレスなどを鎮める目的で服用している女性も多くいます。
他にもダイエットや禁煙、仕事でのストレスを抑えるため等、様々な精神安定の目的で利用されているんだそうです。
確かに、イライラ感などが無くなればダイエットや禁煙もスムーズにいくかもしれませんね。
又、下記の著書の作者の方は、うつ病をセントジョーンズワートで治されたそうです。
「うつ」を克服する最善の方法―抗うつ薬SSRIに頼らず生きる (講談社プラスアルファ新書)


なぜセントジョーンズワートにこのような効果があるのかは完全には解明されてはいません。
以前はセントジョーンズワートに含まれるヒペリシンという成分が有効な成分と考えられていました。
でも、最近の研究では、機能している成分はヒペリシンではなく、ヒペルフォリン(hyperforin:ハイパーフォリンとも呼ばれる)であることが証明されました。
そのため、セントジョーンズワートを選ぶ際には、このヒペルフォリンの含有量に注意しなければいけません。
ヒペルフォリンの標準含有量は4%前後と考えられており、購入する際にはこれが、大まかな目安になります。
又、服用は臨床実験と同じように、1日に朝昼夜の3回服用して、1回につきセントジョーンズワートエキスを300mgを摂るのが基本です。
セントジョーンズワートは速効性は期待できず、通常は4〜6週間程度の服用して効果が実感できるようになると言われています。
それを裏付けるものとして、臨床実験では服用期間がより長い方が効果が高い、との結果が出ています。
まれにセントジョーンズワートを飲んだ次の日には効果を実感した話を聞きますが、これはプラセボ効果(思い込み)によるものだと考えられます。

「ハーブティー」の場合は、普通に摂取するよりも有効成分の溶け出す量が少なくなるため、ヒペルフォリンの含有量に対して充分な効果が期待できません。
私がこのような知識も無い頃に、一度ハーブティーも試してみたのですが、苦味が強くて正直、おいしくはなかったです。
そのせいか、ハーブティーは長続きしませんでしたが、今思えば逆に続けずに済んで良かったと思っています。


セントジョーンズワートは化学物質ではなく、天然のハーブが原料ですが、まれに副作用も報告されています。
いずれも軽度な副作用ですが、胃の不快感、倦怠感や光過敏性反応(光を見て非常に眩しく感じる)などが、人によっては出るそうです。
私の場合は、副作用は全く無かったのですが、副作用が出てストレスとなるくらいであれば、服用を中止した方が良いと思います。
又、注意しなければならないのが、セントジョーンズウォートと一部の医薬品との飲み合わせです。
セントジョーンズワートと医薬品を一緒に摂取することにより、医薬品の効果が減少してしまうものもあるとの報告があります。
これを受けて厚生労働省では、セントジョーンズウォートと次の医薬品との相互作用の注意喚起しています。
- 抗HIV薬
- 免疫抑制薬
- 血液凝固防止薬
- 経口避妊薬
- 強心薬
- 気管支拡張薬
- 抗てんかん薬
- 抗不整脈薬
詳しくは厚生労働省のホームページ(http://www.mhw.go.jp)でご確認下さい。
サプリメントを利用する(2/2)へ続く
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