
社会不安障害(SAD)の治療法としては認知行動療法というものがあります。
認知行動療法は薬物療法と違い副作用は少ないというメリットがありますが、患者さんの精神的、時間的な負担が大きいというデメリットもあります。
しかし、正しく行えば効果はあるので薬物療法と併用して進めていくのが理想的です。
認知行動療法には次の4つがあります。
| 1.エクスポージャー(暴露療法) |
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あえて不安な状況に身を置くことで、慣れにより不安症状を改善させるものです。
これは、不安や緊張は時間の経過に伴って軽減されるという考えに基づいています。
つまり、不安な状況でも、不安や緊張などをあまり感じなくなるという「成功体験」を、積み重ねるための治療法です。 |
| 2.ソーシャルスキルトーキング |
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社交性を高める会話術を学び、他人との良好な関係を築きあげる訓練です。
これは人間関係を円滑にして他人と接する事への不安や緊張をやわらげる目的で行われます。
社会においては人間関係は切ることが出来ない重要なものですが、同時にその人間関係が大きなプレッシャーとなることも多くあります。
このような人とのコミュニケーションをとるのが苦手で、精神的苦痛を感じる人に有効な療法です。 |
| 3.不安対処訓練 |
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不安や緊張を感じたときに、それを軽減するテクニックを学びます。
これは不安を感じた時のみにやるだけでなく、普段から行うことによってより効果的に不安をコントロールできるようになります。 |
| 4.認知修正法 |
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思い込みによる誤った考え方を修正する療法です。
社会不安障害(SAD)の人は不安や緊張を避けて行動する「回避行動」をとる傾向があります。
これは、それまでの経験から「これを避けなければ絶対に緊張してしまう」という判断によるものです。
認知修正法はその一方的で偏った思い込みからの脱却を目指し、予期不安を軽減させるのです。 |
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