まさとの社会不安障害(SAD)克服記録
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第6回〜最後(第16回)の治療日記(2/2)


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減薬期間

振り返ってみると、治療を受けると決めた時の、あのドキドキの初予約電話は「遠い昔し」のようにも思いますが、この1年はそんなに
長くは感じませんでした。

通院自体は月に1回のペースでしたし、薬を飲むのも、日課のようになっていたので、治療しているという
プレッシャーを感じることが少なかったからかも知れません。


ちなみに、薬は
1回の診察につき、1月分しか出せないそうです。

診察を2ヶ月に1回のペースに出来ないか相談した所、そのような理由で断られてしまいました。


2回目の発表のことを診察時に先生に伝えました。

先生が「
もう大丈夫だよ」と、言ってくれたときには本当に嬉しかったです。

こうして、およそ1年続いた治療が終わることになりました。

しかし、投薬自体は
急に止めることは出来ません。


これまで、
ルボックスSSRI : 選択的セロトニン再取り込み阻害剤)のおかげで、脳内のセロトニンの量を増やすことが出来ました。

しかし、急に
ルボックス(SSRI)の服用を止めてしまうと、脳内のセロトニンの量が急激に減ってしまい、社会不安障害(SAD)再発の恐れがあるのです。


この減薬期間には
約半年かかりました。

自分の気持ちでは、もう治っているのだからこれ以上、薬を飲みたくはありませんでした。

しかし、せっかく克服した
社会不安障害(SAD)が再発して、再び同じことを繰り返すことになることを考えれば、仕方がありません。

しっかり、先生の指示に従い薬を飲み続けました。


最後の診察

そして、いよいよ
最後の診察の日を迎えました。

前回の診察の時、先生に「今回出す薬で、最期にしましょう。長い間、よくがんばったね」と言われていたのです。


最後の診察の日、先生から「おめでとう。これで、完治だね。」と言ってもらった時には、嬉しくて涙が出そうになりました。

そして、「もう、大丈夫だね。でも、
心の病気は風邪と一緒だよ。いつでも、誰でも病気になっておかしくない。もし、心が風邪をひいたら、まず第一に治すことだけを考えなさい」と、本当に優しいアドバイスをして頂きました。


この1年半の間、優しく私を見守り、治療をしてくださった先生には本当に
感謝しています。


ようやく、この日で私も
社会不安障害(SAD)という病気を完治させ、心身共に健康を取り戻すことが出来ました。

この1年半という時間は、長い人生の中で決して
無駄な時間では無かったと思います。

むしろ、もっと早くから、
社会不安障害(SAD)に対する正しい知識と治療を受けていれば、と思いました。


終わりに

大勢の人前での発表は、今でもかなり、
緊張します。

しかし、気分が悪くなったり、緊張から日常生活に支障をきたすことはなくなりました。

逆に、緊張しているのに、結構
堂々と話せる自分を嬉しく思うことが、よくあります。


そして、いろんなことに積極的になりました。

これまでは、地域での祭りなどのイベントや遊園地などの人が多い所は、好きではありませんでした。

しかし、
社会不安障害(SAD)克服してからは、これらのことが楽しく感じれるようになったのです。


自分から、そのような機会に参加することが多くなり、社会に対して
積極的になりました。

もし、
社会不安障害(SAD)を発症した高校時代に正しい治療を受けていればと思うと、残念ですが、それは仕方がないことと分かっています。

それよりも、
これからの人生を有意義なものにしたいと思います。


社会不安障害(SAD)の克服は、私の人生の大きなターニングポイントだったと思います。


拙い文章を最後まで読んで下さり、ありがとう御座いました。

最後に、ありのままの私を受け入れて、支えてくれた妻には心から感謝をしています。

ありがとう。

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