
今日は3回目の診察になります。
前回と同じく、会社が休みの土曜日の診察でした。
最近、仕事が忙しいので、今日は午前の診察が終わると、午後からは出社しなくてはいけません。
これまでは、土曜日も休日出勤していましたが、診察のある日は休んでいました。
正直、診察が終わった後はゆっくりしたいのですが、仕方ありません。
3回目にもなると、病院に入るのにも慣れたものです。
少々、病院の前に人通りがあっても、あんまり周囲を気にせずに入って行けました。やや、素早い動きにはなりましたが・・・。
一番最初に来た時は、入り口の前を行ったり来たりして、入るタイミングを見計らっていたのが嘘のようです。


いつものように、受付を済ませて診察室の横の待ち合いに向かいました。
前回は私以外に患者さんはおらず、すぐに自分の順番になったのですが、今日は4人も座って待っていました。
そういえば、前回とは違って、受付の女性にものんびりムードが無かったような気がします。
又、恐らく患者さんの家族と思われる男女3人が、待ち合いの一角にかたまって、深刻そうに相談をしていました。
前回と同じ土曜日なのですが、病院の込み方が全然違います。
前回は偶然、空いていたのか?それとも今日が普段より込んでいるのか?どちらかは分かりませんが、ただ、予約した時間だけは確実にオーバーしそうです。
実は前回は待合いで読むための文庫本を持ってきていました。
しかし、前回は読む時間も無く診察が始まったので、今回は何も持ってこなかったのです。
仕方ないのでただ座って待ちました。
結局、予約時間よりも1時間遅れて、ようやく診察の順番が回ってきました。
待っている間、病院に流れている癒し系の音楽をすっかり気に入ってしまいました。今度、買ってみようと思います。


診察が始まると、まず、時間が遅くなったことを先生が、申し訳なさそうに謝って下さいました。
予定より遅くなったとはいっても、十分、会社には間に合う時間だったし、丁寧に謝られて返って恐縮してしまいました。
今回の診察では、是非、先生に相談したい悩みがあったのです。
その悩みとは、薬はちゃんと飲み続けているのですが、「社会不安障害(SAD)が良くなっているという実感が持てない」というものです。
実感が持てないために、薬は本当に効いているんだろうか?ひょっとしたら無駄な事をしているのでは?という不安感が襲ってくる時があるのです。
幸か不幸か、会社の朝礼での発表は、先延ばしとなったので、極度に緊張するような場面は経験できていません。
そのため、治療の効果を実感できる機会も無く、余計に治療に対して不安を感じるのかもしれません。
治療の効果が実感できることと言えば、これまでは、顔見知り程度の人と話す時には、「おでこ」や「脇の下」、「手のひら」などに異常なくらい汗をかいていました。
しかし、その汗の量が若干減ったような気がする・・・程度の実感しかないのです。
そのことを先生に相談しました。
すると逆に先生から、「朝礼での発表のことを想像してみたらどんな感じですか?」と尋ねられました。
そう言われると、以前は朝礼での発表のことを一度想像しただけで、そのことがずっと頭から離れず、どこかに消えてしまいたいような感情になったり、不安で夜に眠れなかったりしました。
しかし、今は、朝礼での発表を想像するとやはり不安はあるのですが、以前ほど強烈な不安ではないし、長くその不安を引きずることも無くなっています。
先生に言われて初めてそのことに気付きましたが、そう考えると、薬の効果は出ているのかもしれません。
先生はそのことを「いい兆候」と言ってくれた上で、「ゆっくりだけど着実に効果は出始めているので、焦らずじっくりと治療していきましょう」と励ましてくれました。
先生によると、このような種類の薬は効果が出るのが遅い上に、分かりにくいようです。
これはこの種の薬の性質上、仕方の無いことで、効果があまり実感できないからといって、すぐに別の薬を変えてしまっても、同じことの繰り返しになる恐れがあるそうです。
兆候としては良いので、ここは私の「我慢のしどころ」とのことでした。
こうして、分かりやすく説明してくれたおかげで、納得することが出来ました。
もしかしたら、薬に対して過剰な期待をしていたのかもしれません。最初は薬にあんなに抵抗があったのですが・・・。
まだ、治療が始まって3ヶ月も経っていません。
そして治療は、まだ1年近くは続くことになります。
このまま、あせらずに先生の指示を守って治療に取り組もうと思いました。
第3回治療日記(2/2)へ続く
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