まさとの社会不安障害(SAD)克服記録
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第1回治療日記(2/2)


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初めての診察と社会不安障害(SAD)の診断

いよいよ名前を呼ばれて、診察が自分の順番となり、ドキドキしながら診察室に入りました。

そこで、初めて見た先生の印象は、年配の方にふさわしく、
紳士的でほがらかな感じの方でした。

自分の中で勝手に想像していた、個人病院の院長のイメージとはちょっと違ったものでした。

診察室の中は普通の病院のような医療器具めいたものは無く、机と椅子に本棚等があるだけで、
本当に診察室?と思ってしまうくらい、普通の部屋のようでした。

椅子は
患者用に3脚もありました。

1つは当然、患者本人が座るためのものですが、他の2つの椅子は、やはり
家族で診察に来た人のためのものだと思います。


いよいよ診察の始まりです。

まず最初に、メンタルカウンセリングでの内容を簡単に確認することから始まりました。

それから社会不安障害(SAD)のパンフレットを出し、これに沿って
社会不安障害(SAD)に対する説明をしてくれました。

同時に、そのパンフレットの中にある
心理テストを行いました。

このテストの結果、私の病気の評価としては、社会不安障害(SAD)の症状が
中度と重度の中間くらいという診断でした。


実はその時、この診断結果を聞いて、
私は安心したのです

それは、自分が社会不安障害(SAD)という病気だということが、
はっきりと判明したという安心感でした。

逆に、社会不安障害(SAD)じゃないと診断されたら一体、今の症状をどうすればいいのか・・・。

そういう意味で、
自分の病気がはっきりしたのが嬉しかったのです

これまで人前で何かをすると震えたりして、苦しんできましたが、それは
自分が弱い性格だからではなかったという証明でもあります。

全てこの
社会不安障害(SAD)という病気のせいだったのです。

そうゆう意味ではこれから治療を受けて、病気の克服を目指すという
道筋がはっきりと見えた感じがしました。


先生は診察の途中で何度も、「これは治る病気ですよ」 「大丈夫」 「性格のせいじゃないですよ」と
繰り返し言ってくれたのが嬉しかったです。

社会不安障害(SAD)のことは、インターネットで少しは勉強していましたので、性格のせいではないと頭では分かっていたのですが、
実際に人から言われると、やっぱり嬉しかったです。

社会不安障害(SAD)と診断されてから先生に、「何か発症理由が思い当りますか?」と聞かれたのですが、思い当たることは特にありませんでした。

後で調べたことなのですが、私の場合はひょっとしたら、
遺伝的要素が原因として強いのかもしれません。


薬物療法

病気の説明が一通り終わると、今度は治療の話しになりました。

治療方針としては、「
薬物治療をやっていきましょう」とのことでした。

そして、事前に調べた通り、
1年間は薬を服用する必要があると言われました。

処方された薬は、「
ルボックス」(SSRI: 選択的セロトニン再取込み阻害剤)と「メイラックス」(抗不安薬)でした。

最初の内は薬による副作用として、気分が悪くなる等があるのでその2種類の薬と共に、胃腸薬の「
ナウゼリン」も処方されました。

又、会社の朝礼で発表しなければならない事を相談すると、即効性の効果がある頓服の「
ソラナックス」(抗不安薬)を処方してくれました。

この「
ソラナックス」を処方してもらったことで、会社の朝礼での発表もこれを飲めば、何とかなりそうな気がして、大変心強かったです。


診察中、先生は一貫して物静かで優しく話しかけてくれました。第一印象通り、落ち着きのある人で、終始安心感がありました。

又、最近、この病院でも社会不安障害(SAD)の人の来院が
増えてきているとのことでした。


薬とアルコール

最後に、アルコールはなるべく控えるようにと言われました。

ルボックスなどの薬を飲むと、肝臓のアルコール分解能力が落ちるそうです。
確かに、薬局にもらった薬の注意書きにもアルコール類を控えるよう書かれてありました。

お酒は大好きなのですが、これからは控えようと思います・・・。


初めての診察が終わって

その場で次の診察の予約をしたのですが、次は会社が休みの土曜日に予約を入れてもらいました。

この病院は土曜も昼過ぎまでやっているので助かります。


次の診察は2週間後と言われました。
薬物治療は始まりましたが、この2週間は主には薬に慣れるためのもので、飲んでいてもそんなに効果は無いとのことでした。


診察が終わった時、「終わったー」という
安堵感と病気が治ることへの期待感で一杯でした。
本当に
診察を受けてよかったと思いました。


薬局では薬が精神薬だったので処方箋を見せるのに少し抵抗がありましたが、薬剤師さんは慣れているようで、普通に薬の説明を受けて薬を受け取りました。

変な話ですが、
薬を手にしただけでなんだか病気が良くなった気分になりました。

特にすぐに効果がある頓服の「
ソラナックス」(抗不安薬)は非常に心強く感じました。

薬は毎日、夕食後に1回なので忘れずに飲み、
あせらずに着実に治していきたいと思います。

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